Profiel

永易 理恵 

Nagayasu Rie 

幼少時より、ピアノ、ヴァイオリン、作曲など、幅広く音楽を学び、桐朋女子高等学校音楽科にピアノ専攻で入学。紀尾井ホールで行われた卒業演奏会に出演。桐朋学園大学音楽学部在学中にドイツへ留学。ドイツ国立ベルリン芸術大学を首席で卒業し、同大学院Konzert Examen修了。ドイツ国家演奏家資格を取得。

第7回大阪国際音楽コンクールピアノ部門第1位及び理事長賞、第19回市川市文化会館新人演奏会ピアノ部門最優秀賞、第9回長江杯国際音楽コンクールピアノ部門第1位、他、多数の賞を受賞。

在ドイツ時には、ベルリンを中心に活動するオーケストラ、OBM(Orchester Berliner Musikfreunde)と共演。オイリュトミーの音
楽担当やベルリン在住の日本人を中心とした女声合唱団「和(なごみ)」の伴奏者としても活動した。

2008年つくばサイエンスアカデミー主催のソロリサイタルを皮切りに、日本国内やドイツにて多数のソロリサイタルを、ドイツ、ポーランド、韓国などでも室内楽やデュオコンサートに出演するなど、国内外で活躍している。
2015年、2016年にはOTOの会の主催で、帰国記念コンサートを、オペラシティリサイタルホール及び横浜みなとみらい小ホールで開催、書き下ろしの現代音楽を初演した。
ベルリン及び秋田県大館市で東日本大震災復興支援チャリティーリサイタル、東京で熊本地震復興支援チャリティーコンサート、東京と洗足学園音楽大学で西日本豪雨災害復興支援チャリティーコンサートを開催するなど、音楽での災害復興支援も積極的に行っている。

また、桐朋卒業生をメンバーとする「音の和」を立ち上げ、0歳から聴ける音楽会を企画運営し、このコンサートのために編曲も担当し好評を得ている。
2015年より毎年、韓国での室内楽演奏会「アンサンブル・ベルリアーナ」に出演している。ヴァイオリニストのNagisaとピアノのRieのデュオユニットMusica Reginaとしても活動し、2019年春にCD「piacere」を発売。
洗足学園音楽大学講師のバンドネオン奏者、平田耕治氏とも共演、幅広いジャンルで活躍中。

これまでにピアノを青柳晋、田部京子、パスカル・ドゥヴァイヨン、村田理夏子、作曲を大家百子の各氏に師事。
現在、韓国・水原のワールドミュージックアカデミー春期講習会ピアノ講師、洗足学園音楽大学ピアノ講師。